ヘミシンクCDを聴く場合は以下の点に注意してください。
◇準備するもの
- プレーヤー
・通常のCDプレーヤーで再生していただいて結構です。ノイズを軽減するためのドルビーや、その他のサウンド効果はオフにしてください。ヘミシンクの効果が低下します。
・iPodなどの携帯型音楽プレーヤーにCDから保存して聴く場合、MP3というフォーマットを使い192kbps以上のビットレートに設定して保存してください。そうすればヘミシンクの効果を損なうことなく、データを圧縮できます。WAVやAIFF形式ではまったく問題ありません。 - ヘッドフォン
・ヘミシンク音だけでなく音曲も入っている「メタミュージック」CDは、ステレオ・スピーカーから聴いてもかまいませんが、それ以外のCDは、必ずステレオ・ヘッドフォンを通してお聴きください。
・イヤフォンは長時間使用すると耳が痛くなる場合もありますので、できるだけ、耳を覆うことのできるヘッドフォンがよいでしょう。
・外部の騒音を低減する効果のあるノイズキャンセリング・ヘッドフォンを使用することは、まったく問題ありません。電車内や航空機内など、騒音の激しいところで聴く場合にお勧めします。
- ボリューム
・少し小さめに設定します。音声ガイダンスの声が聞き取れる程度の音量です。大きすぎるのは逆効果です。
・ヘミシンクの音は意図的にほとんど聞こえないように作られていますので、あえて音量を上げてヘミシンク音が聞こえるようにすることは避けてください。ガイダンスの声が大きくなりすぎます。
◇始める前に
本格的にヘミシンクのエクササイズを始める場合の注意点です。
メタミュージックをBGMとしてお聴きになる場合は、特に気にする必要はありません。
- 飲食など
・食後は1時間ほど経ってから行うのがよいでしょう。アルコール、薬品、または多量のカフェインなどは避けてください。
・水分はなるべくとりましょう。エネルギーの循環を促進するのに役立ちます。 - 服装など
・リラックスできる、体を締め付けない、ゆったりとした服にします。
・時計やめがね、コンタクト・レンズは外します。携帯電話は鳴らないようにし、体から離します。 - 姿勢
・できるだけ楽な姿勢をとります。基本的には、ベッドやふとんに仰向けに横になります。
・ゆったりとした椅子やソファに座っても結構です。慣れている方は、座禅や瞑想のポーズでもかまいません。 - 環境
・静かにくつろげる室内で、暗くして聴いてください。アイマスクをしたり、タオルで目を覆ってもかまいません。
・外からの騒音はできるだけ入らないようにします。
・聴いている途中で、熱くなったり寒くなったりすることがありますので、毛布を用意しておくなど、準備しておきます。
・集中するために、トイレを済ませてから聴き始めましょう。
◇注意事項-
車の運転中や、重機の操作中、歩行中、ジョギング中、あるいはスポーツをしながら聴かないでください。注意が散漫になり、事故につながることがあります。
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脳波に影響する装置との併用は避けてください。
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ヘミシンクは、すでに長期にわたる実績により安全性と有効性が証明されていますが、発作、聴覚障害、精神障害の傾向がある方は、ご使用になる前に医師にご相談ください。
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ヘミシンク製品はほとんどの場合、健康に有益ですが、医療診断や治療の代替になるものではありません。発作、てんかん、聴力不調、精神不安の傾向がある方は、医者に相談されるまではヘミシンクを聞かないようにしてください。
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気分が悪くなったり、頭痛、めまい、吐き気がするなど、身体的、精神的に不快感を覚えたら、直ちにご使用を中止してください。
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聴いている途中で中断する場合は、意識が朦朧としていることがありますので、体をストレッチするなどして、意識をはっきりさせてから、動き出すようにしましょう。
◆参照:『ヘミシンク入門の入門』(ハート出版)
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