魔法と別世界のような幻想の国へと誘う、音楽の旅。
継ぎ目なく整った楽曲によって時代の神秘を浮かび上がらせることで、デボラ・マーティン（Deborah Martin）は、聖なる新しい領域にリスナーを誘う、神秘的で力強い音楽の旅を創り出します。
共演者のアリフ・ヴェルナー（J. Arif Verner）は、アンビエントなエレクトロ・アコースティック・レコーディングと、織り合わされたパーカッシブなリズムとテクスチュアを組み合わせた、この魅惑的なオーディオ・アドベンチャーの中のいくつかのトラックでコラボレートしています。
五感と霊感の可能性が高められた知覚へと上昇させましょう。
そして、イマジネーションや別世界のような幻想という、この瞑想的な魔法を探求してください。
ヘミシンクが組み込まれることで、この素敵なコレクションの魅惑的で神秘的なクオリティが強化されています。
（57分）
デボラ・マーティンによる他作品：
『ビニース・ザ・ムーン（Beneath the Moon）月の下で』
『コンバージェンス（Convergence）収束』
『ディメンションズ・イン・タイム（Dimensions in Time）』
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【デボラ・マーティン（Deborah Martin）】
「私は単に目を閉じて、別の時間や別の場所に存在するように想像するだけです。そうすると、音楽がやってくるのです」
デボラ・マーティンの情熱は、時間と空間の旅に耳を傾けて、音楽を視覚化し創造することにあります。彼女は、鮮やかな想像力と、歴史的な場所や過去の人々への深い愛に恵まれているようです。なぜなら、完全に失われた古代の精神を現代にもたらし、そして私たちの心にもたらすことができるような先見性のある人は、ほとんどいないからです。
デボラはヨーロッパ、アジア、北米大陸を広く旅し、文化の多様性と、私たちを結びつけている歴史の織り糸を直接経験してきました。このような俯瞰的視点を持つことが、現在と過去の間の関連を認識し、明らかにすることを可能にしてきました。そして、彼女自身のすべての作曲スタイルに、パノラマのような光景を演出することを可能にしています。
デボラは1991年にSpotted Peccary Musicに参加し、アルバム "トラック・イン・タイム (Tracks in Time)" の制作に貢献しました。デボラは、「私は、過去の場所と人々、出来事の視覚的な要素とサウンドを組み合わせたい」と明言していました。彼女が作曲した曲は、"トラック・イン・タイム", "ウォーターカラー (Watercolors)", "フォアゴット・イン・ストーン (Forgot In Stone)" の3曲以外にも、たくさんあります。
過去と "トラック・イン・タイム" の熱狂的な反響に着想を得て、デボラは続いて “アンダー・ザ・ムーン (Under the Moon)" を作りました。それは1996年のアトランタ・オリンピックにおいて、広範囲のAirPlayで受信されました。"アンダー・ザ・ムーン" はあなたを、夕暮れから夜明けまで、月の光と影によって、静寂と恵みのある内なる世界へ、魅力的な航海へと導きます。デボラは、有名なベーシストであり友人のトニー・レビン（Tony Levin）の助けを得ました。彼は彼女のヴィジョンに命を与え、まさに魔法のような体験をリスナーのために作り出しました。
"アンダー・ザ・ムーン" の成功に続いてデボラは、スティーブ・ゴードン（Steve Gordon）と協力して "エインシャント・パワー (Ancient Power)" に取り組み始めました。「"エインシャント・パワー" は最初からまさに魔法のようでした」とデボラは述べています。「すべては収まるところにピタッと収まったのです」と。プロジェクトを完了するためにデボラは、イーグル族のホワイト・マウンテン・アパッチであるエドガー・ペリー（Edgar Perry）と緊密に連携しました。「エドガーは私たちに、彼の祖先の歴史について話してくれました。それは音楽の基盤となりました。音楽は、私たち一人ひとりの中にある非常に深く古代から生み出されるものです。
デボラはゲスト・アーティストと友人トニー・レビンとともに、次のソロ・ミュージカル構想に再び参加しました。繊細でパワフルな "ディープ・ルーツ、ヒデゥン・ウォーター (Deep Roots, Hidden Water)" は、ささやくようなメロディと、瑞々しく忘れがたい弦楽器の楽章を提供します。デボラ音楽ファンはそれを期待し楽しみにしています。このプロジェクトの劇的な彩色のキャンバスには、コントラバス、テクスチュア・ギター、タオス・ドラムが豊富に使われています。コヨーテ・オールドマン（Coyote Oldman）が様々なネイティブアメリカン・フルートのトラックを担当することで、この旅は完成しました。その効果はシンプルで崇高です。デボラは次のように説明しています。「過去の遺産（私たちの歩みの痕跡）を深く掘り下げるために、私たちがどのように存在してきたのかを探求し続けたいと思っていました」。
デボラは "ディープ・ルーツ、ヒデゥン・ウォーター" のリリース後、他のレコーディング・アーティストと様々なコラボレーションに取り組み、アーティストが創造的なアイデアを結びつけたときに起こるような、不思議な音楽的魔法を作り出してきました。デボラ次にように説明しています。「私は他のアーティストとの仕事が大好きです。何が起きるのか、しかも突然──それは誰にもわかりません。アイデアが爆発し、音楽が流れ出すのです。とても刺激的でワクワクします」。
"コンバージェンス (Convergence) 収束" は、Spotted Peccaryのアーティストであるグレッグ・クラン（Greg Klamt）とマーク・ロウンド（Mark Rownd）とのライブコンサート・パフォーマンスによるコラボレーションで生まれました。"コンバージェンス" は、壮大な現代的アルバムで、暖かく魅力的で、本当にユニークなリスニング・アドベンチャーです。
デボラは "コンバージェンス" をリリースしたあと、アーティストのシェリル・ギャラガー（Cheryl Gallagher）とマーク・ハンントン（Mark Hunton）といっしょに旅に出ました。ネパールとチベットの人々の風景や音を記録すると、彼らは「雲の上の土地」と呼ばれる世界の天上の、荘厳さと美しさと精神性を直接体験しました。デボラとシェリルは旅行の経験に基づいてプロジェクトを開始しました。"チベット (Tibet)" として結実したその曲は、豊かなテクスチャーと表現力豊かな音楽的印象に満ちていて、彼らアーティストが経験したのと同じ旅をリスナーに提供します。高い評価を得て、聴いた人のすべてに受け容れられ、"チベット" は、最も本物で真実の、心からのアルバムの一つとして後世に残っています。そして、雄大で、人々を元気づける土地の名前として伝えられています。
デボラの最も深みのある神秘的なリリースは、Spotted Peccaryのアーティストであるアリフ・ヴェルナー（J. Arif Verner）との共同プロジェクトである "アンノ・ドミニ (Anno Domini)" です。"アンノ・ドミニ" は、聖地のテーマを呼び起こしながら、歴史的なテーマ、過去と現在のつながりを再現しています。"アンノ・ドミニ" では、マーティンとヴェルナーは、シンセとギターのアンビエント・テクスチャーを使ってステージを設定し、デボラの魅惑的で美しいラテンのヴォーカル・フレーズとメロディは、魂の深淵を通る道を案内するビーコンとして機能しています。
Spotted Peccary Musicの高い評価を得ているトップ・アーティストの一人であるデボラ・マーティンは、他のアーティストとの共同作業あるいは彼女自身のプロジェクトのいずれにおいても、過去と現在のビジョンをリスナーに伝えています。そして彼女の音楽物語の次のステージが公開される時、それは歴史に残るものになるに違いありません。
Spotted Peccary Musicのサイト： https://www.spottedpeccary.com
デボラ・マーティンのサイト： http://deborahmartinmusic.com
